書籍

「流れ星が消えないうちに」之一

「在流星消失之前」─橋本紡

ad0f534d

第三章

「交差点で信号待ちをしてるときでも、たまらなく不安になって、彼の腕を取ってしまうことも何度もあった。腕を組む振りして、しっかりとかれを掴まえた。それはたぶん、加地君がいろんなことを考えすぎていたからなのだと思う。生きていくこと、自らが歩んだ道、押し寄せてくる未来……そんなことを彼はいつも確認していた。

確認しても不安が増すだけなのに、それでも考え続けた。ゆえに加地君の足取りは常にふらついていた。生きることを恐れているみたいに危なっかしかった。巧君はそういう恐れを持っていない。生きるのが怖いとか、怖くないとか、考えもしないのだ。ゆえに巧君の足取りは、かえってしっかりしてる。

平均台を渡るとき、落ちるんじゃないかとびくびくしている人間に方が、落ちやすいのと一緒だった。」

即使只是在十字路口等紅燈時,我也會變得不安的不得了,而抓著他的手臂的情況也發生過好幾次。假裝要勾著他的手而牢牢的抓住。這或許是因為,加地對各種事情總是想太多緣故。關於活著、關於自己走過的道路,及迎面而來的未來…..。他總是不斷地確認著這些事情。就算,確認了也只會徒增不安。

即使如此也要繼續地思考下去,也因此,加地的腳步總是搖搖晃晃的,彷彿害怕活著般地危險。巧就沒有這種恐懼,同時也不會去思考,活著是可怕的或是不可怕這種事情。正因為如此,巧的腳步反而平順而穩當。

就像,在獨木橋時,想著會不會掉下去而戰戰兢兢的人,是最容易掉下去的人是一樣的。